韓国代表ソン・フンミンへ“巨額オファー”も断念 リバプール行き“消滅”に英メディア注目
リバプールが水面下で獲得模索、トッテナムのCL出場権獲得で消滅
日本代表FW南野拓実が所属するリバプールが今季のプレミアリーグ得点王に輝いた韓国代表FWソン・フンミン(トッテナム)獲得のために巨額オファーを準備していたと英メディア「フットボール・ロンドン」が報じている。
ソン・フンミンは今季プレミアリーグで23得点を挙げ、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーとともに得点王を獲得。アジア人として同リーグ初のゴールデンブーツ獲得の偉業を成し遂げた。
そんな29歳のストライカーに対し、関心を示していたのがリバプールだという。サラーとセネガル代表FWサディオ・マネの2人が2023年に契約満了を迎えることもあり、その後釜としてソン・フンミンが候補として浮上。巨額オファーを準備していたというのだ。ユルゲン・クロップ監督もソン・フンミンを高く評価しており、リバプールは長い間その存在に注目をしていたという。
ただし、今季途中就任のアントニオ・コンテ監督によってトッテナムがプレミアリーグで4位に入り、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得したことでソン・フンミンのリバプール行きも消滅したようだ。記事ではソン・フンミンについて「コンテの構想に欠かせない大人気選手」であり「リバプールからの関心がこれ以上高まることはない」とされている。
元イングランド代表のレジェンドであるFWイアン・ライト氏は先日、ソン・フンミンにトップクラブへの移籍の噂が出ないことを「不思議だ」と語っていたが、今季国内カップ戦2冠を成し遂げたリバプールは水面下でその動向を追っていたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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