リバプールFWマネ、今季で退団か 「何が起こっても離れる」と海外報道、新天地にバイエルン浮上
主力として前線を牽引も、6シーズン在籍したクラブの退団をスペイン紙指摘
イングランド1部リバプールは、今シーズンのFA杯とリーグカップの2冠を達成した。セネガル代表FWサディオ・マネは中心選手として活躍を続けてきたなか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝の試合後、今シーズン限りでクラブを退団することをチームメイトに伝えたと、スペイン紙「アス」が報じている。
シーズン終盤まで、リバプールは前人未到の4冠の可能性を残していた。最終的にリーグ優勝とCL優勝を逃したが、そのなかで10番を背負うマネは、今シーズンの公式戦で51試合に出場して23得点5アシストを記録した。
4年前と同じくレアル・マドリードと対戦したCL決勝では、0-1というスコアで敗れ、リベンジを果たすことはできなかった。その試合後、マネは6シーズン在籍したクラブを離れることをチームメイトたちに伝えたという。
マネは来シーズン終了までリバプールとの契約を残しているが、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンが強い関心を示してきた。「アス」紙は、CL決勝後のロッカールームで「ファンと監督には、すべてのことを感謝したい。このチームの最善を願っている」と、コメントしたと報じている。
記事では「何が起こっても、マネはリバプールを離れる。ユルゲン・クロップ監督のもと、CLやプレミアリーグを優勝したチームのリーダーの1人は、6シーズンの在籍期間にピリオドを打つ」と指摘され、スペイン1部バルセロナへの移籍が報じられるポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの代役候補として、ドイツ王者移籍の可能性を伝えた。
リバプールは、同じく来シーズン限りで契約満了を迎えるエジプト代表FWモハメド・サラーとも契約を延長できていない。出場機会が十分でなかったベルギー代表FWディボク・オリギはすでに退団が確実視されており、日本代表FW南野拓実の動向も注視されているなか、マネは今季限りで退団の運びとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)