代表復帰の鎌田大地、森保ジャパンの4-3-3適応に自信 「昔からインサイドハーフをやりたいと言っていた」
昨年11月以来の代表復帰で、森保ジャパンの4-3-3はまだ未経験
ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、今回の6月シリーズで昨年11月以来となるA代表復帰を果たした。代表を離れている期間にチームはカタール・ワールドカップ(W杯)の出場権を得て、6月には強化試合4試合を行う。現在、森保ジャパンのメインシステムとなっている4-3-3に関して、インサイドハーフへの適応にも自信を見せている。
鎌田はフランクフルト在籍4シーズン目を迎えた今季、尻上がりに調子を上げ、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では5得点1アシストをマーク。レンジャーズ(スコットランド)とのEL決勝では延長戦を含めた120分フル出場を果たし、クラブの42年ぶり2度目のEL優勝に貢献した。公式戦全体では46試合に出場して9ゴール4アシストという成績を残した。
そんな鎌田は、W杯アジア最終予選の最中だった昨年11月以来の代表復帰で、本大会のメンバー入りに向けて6月シリーズは重要なアピールの場となる。
「今までの大会でも最終予選のメンバーとW杯のメンバーは違う選手が戦っていたり、どの選手にもチャンスがある。最終予選は僕が選ばれているかに関係なく、とにかくチームに勝ってほしいと思っていた」
森保ジャパンでは、主に4-2-3-1のトップ下、あるいはゼロトップ気味のセンターフォワードでプレーしてきた鎌田。現在メインシステムとする4-3-3では、インサイドハーフでの起用と目されるが、本人は「できるポジションだと思う」と自信を覗かせる。
「4-3-3にも守備的なものや少し攻撃的なものもある。僕自身は昔からインサイドハーフをやりたいと言っていたし、フランクフルトでも5-3-2でやってのインサイドハーフもやった。この代表の4-3-3をやったことがないので正直分からないけど、チームでまずはやらないといけないことがあって、それをうまくやりながら攻撃の選手なので得点に絡めたらいいと思う」
鎌田が4-3-3にどんなスパイスを加えてくれるのか、大いに期待したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)