「彼のスタイルが好きだ」 元プレミアリーガーがトッテナムに鎌田大地の獲得を進言「行われるべき取引」
リーズなどでプレーしたノエル・ウィーラン氏は「鎌田のスタイルが好き」と好意的
ドイツ1部フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地の去就をめぐる報道は、過熱している。スペイン1部セビージャ、イングランド1部トッテナムなどが新天地候補に浮上しているなか、元プレミアリーガーはトッテナムに「安く手に入れることができる」「行なわれるべき取り引きだ」と獲得を呼び掛けている。
鎌田はフランクフルト在籍4シーズン目を迎えた今季、尻上がりに調子を上げ、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では5得点1アシストをマーク。レンジャーズ(スコットランド)とのEL決勝では延長戦を含めた120分フル出場を果たし、クラブの42年ぶり2度目のEL優勝に貢献した。
今季公式戦46試合に出場して9ゴール4アシストを記録した鎌田は、フランクフルトと2023年6月末まで契約を結んでいるが、補強リストに入っているとされるトッテナムに加え、EL決勝後にはドイツ誌「シュポルト・ビルト」がセビージャも関心を示していると報じられて注目を集めた。
そのなかで、英メディア「フットボール・インサイダー」はかつてリーズ・ユナイテッドなどでプレーしたイングランド人FWノエル・ウィーラン氏が、鎌田は25歳でこれから全盛期を迎えるため、トッテナムにとっていい契約になると見解を示している。
「鎌田のスタイルが好きだ。非常に機敏でエネルギッシュで、ボール持って何ができるかを示している。ELの戦いで何ができるかを見てきた。ドイツでは、シーズンを通してファンを魅了している選手だ。彼は適切な年齢(25歳)であり、契約満了が近づいているので、安く手に入れられる。行なわれるべき取引だ。トッテナムがチャンピオンズリーグ(CL)で勝ち上がるためには、チームを強化する必要がある」
鎌田はトッテナムが次のステージに上がるための“切り札”となれるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)