香川が独スーパー杯バイエルン戦に先発へ ドルトムント監督がEURO出場5選手の温存を示唆

3月のバイエルン戦ではベンチ外の屈辱

 香川は今夏のプレシーズンでは好調を維持している。中国で行われたインターナショナル・チャンピオンズカップでは、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティという強豪と対戦したが、いずれの試合も4-2-3-1のトップ下としてプレーして得点に絡むなど、存在感を示した。ビルバオ戦での起用法を見ても、香川への信頼の厚さが窺える。

 今年3月5日に行われたリーグでのバイエルン戦(0-0)では、優勝が懸かった一戦にもかかわらず、香川はベンチ外になる屈辱を味わった。昨季はDFBポカールも含めて、計3度の顔合わせで香川は2試合に出場していずれも沈黙。チームも3戦3敗だった。11-12シーズンのDFBポカール決勝ではバイエルンを相手に1ゴール1アシストを記録し、5-2の快勝劇に貢献した香川にとっては、これがドルトムントで獲得した最後のタイトルとなっている。4年ぶりのタイトルに向けて、“小さな魔法使い”は王者を相手に輝きを放つことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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