4月の柏戦で規律・秩序を乱す行動が確認され、チームから6試合の出場停止処分

　セレッソ大阪は5月28日、森島寛晃社長がオンライン会見に登壇し、4月14日にチームから出場停止処分を受けたMF乾貴士の状況について言及。「今回の件は和解のほうもしっかりできている」と説明した。

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　乾は4月5日に行われたJ1リーグ第7節柏レイソル戦（0-1）で後半途中に交代を命じられた際、暴言を吐くなど不服な態度を示し、規律・秩序を乱す行動が確認されたという。そしてクラブは同14日、乾に対して4月から5月にかけて行われる公式戦6試合への出場停止処分を科したことを発表した。

　出場停止は5月14日のリーグ第13節・名古屋グランパス戦（0-1）をもって終了したが、乾はその後の第14節ガンバ大阪戦（3-1）、第15節浦和レッズ戦（2-0）もベンチ入りしていなかった。

　森島社長はオンライン会見で、「乾選手の件について」と切り出し、「現状、（小菊昭雄）監督とのミーティングが終わり、今回の件は和解のほうもしっかりできている。どういう形で、タイミングを見て戻ってくるか。本人とのミーティングを重ねながら復帰のタイミングの話をしている」と説明。乾の様子についても触れている。

「（乾は）自分の起こした行動を反省している。チーム、サポーターに心配、迷惑をかけていることを気にしていた。これだけの期間が空いた中でどういう形で戻っていけるのか。私も、クラブとして何度か（彼と）話をしている」

　チームとしては、タイミングを見計らいながら乾の復帰に向けて調整しているという。