シャルケ獲得断念との報道もあるなか、セルティックの関心を英メディア指摘

　日本代表DF板倉滉は今季マンチェスター・シティからドイツ2部シャルケへ期限付き移籍し、同クラブの1部昇格に貢献した。来季の動向に注目が集まるなか、日本人4選手が所属するセルティックが板倉を「モニタリングしている」という。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

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　板倉は2019年に川崎フロンターレからマンチェスター・シティへ移籍。その後、オランダのフローニンゲンで2シーズン過ごし、昨夏にはシャルケへ期限付き移籍していた。30年ぶりの2部降格という屈辱を味わった名門で板倉はレギュラーに定着。1年での1部復帰に貢献していた。

　シャルケは昇格の立役者の1人である板倉の完全移籍を望むも、財政面の問題から獲得を断念したと伝えられている。そのほかにもブンデスの複数クラブからの関心も伝えられているなかで、レポートによればスコットランドの名門セルティックが板倉の動向をモニタリングしているという。

　セルティックは横浜F・マリノス前監督のアンジェ・ポステコグルー監督が指揮を執っており、過去にはマンチェスター・シティから何人もの選手をレンタルするなどシティ・フットボール・クラブと良好な関係を築いている。板倉と同じくマンチェスター・シティから期限付き移籍でストーク・シティへ武者修行中のイングランド人DFテイラー・ハーウッド=ベリスにも関心を持っているという。

　今季2年ぶりにスコットランド1部リーグを制したセルティックにはすでにFW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介と4人の日本人選手が所属している。このカルテットに板倉も加わることになるのだろうか。