「サラーは何をくれたんだ?」 ソン・フンミンの得点王獲得へ“アシスト”?…GK&DFの会話シーンが話題

トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミン【写真:AP】
トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミン【写真:AP】

最終節ノリッジ戦でDFエリック・ダイアーが相手GKに放った言葉に英注目

 イングランド1部トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンは、5月22日に行われたプレミアリーグ最終節のノリッジ戦で2ゴールを挙げて、5-0の勝利に貢献。リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーと並び、今季プレミアリーグの得点王となった。この試合で、ソン・フンミンのチームメイトであるDFエリック・ダイアーが相手GKに放った言葉が話題になっている。英紙「メトロ」が報じた。

 サラーよりも1点少ない、21得点で試合をスタートしたソン・フンミンは、後半の立ち上がりに2度の決定機を迎えたが、ノリッジのオランダ代表GKティム・クルルが驚異的なセービングを見せて、得点を許さなかった。

 後半19分の段階で3-0とリードを広げたトッテナムは、チーム全体でソン・フンミンが得点王を取れるように、後押ししていく。そして後半25分には、待望のゴールがソン・フンミンに生まれた。

 さらにゴールを目指すなか、注目の場面が生まれる。ゴール前でセットプレーを得たトッテナムは、ダイアーもゴール前へと上がっていく。この時、クルルの前に立ったダイアーがクルルに向けて放った言葉をマイクは拾っていた。

 ダイアーは「サラーに何かもらっているのか? サラーは何をくれたんだ?」と、ソン・フンミンの決定機を阻んだクルルが、サラーに得点王を与えるために頑張っているのではないかと指摘したのだ。

 クルルは「サラー?」と返し、ダイアーの言葉の意味を理解していないようだったが、その直後、ソン・フンミンはこの試合2点目を記録。通算23得点でサラーと並び、アジア人初のプレミアリーグ得点王となったことから、記事では「ダイアーが仕掛けたマインドゲームは成功したのかもしれない」と、隠れたアシストになった可能性を指摘している。

 ソン・フンミンの得点王に加え、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権も確保したトッテナム。シーズン序盤はエースのイングランド代表FWハリー・ケインの退団騒動に揺れたクラブは、シーズン途中に就任したアントニオ・コンテ監督の下、来季へ期待を膨らませてシーズンを終えた。

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