インザーギ監督がミラン最強攻撃陣のさらなるレベルアップに自信 「これからよくなっていく」
「左サイドもよくなっている」
ACミランのフィリッポ•インザーギ監督は日、現在セリエA最強と称される今季16得点を挙げている攻撃陣のさらなるレベルアップを断言した。
指揮官は翌日にフィオレンティーナ戦を控えた記者会見で「右サイドのアバテと本田で攻撃はうまくいっている。左の攻撃とのバランスは?」と質問を受けた。
これに対し、指揮官はこう答えた。
「バランスは大事だ。右も左も真ん中も大事。左もよくなっている。デシリオも今まで右サイドバックでやっていたのが、左サイドにシフト直後で難しいはずだが、よくやっている。左にはエルシャラウィ、メネズ、ボナベントゥーラがいる。ステファンと本田で(左右の)バランスはこれからよくなっていく」
これまでミランの攻撃は、右に偏りがちだった。だが、左ウイングには、負傷が重なっていたイタリア代表FWステファン・エルシャラウィが復帰。本来の圧倒的なスピードと突破力を取り戻しつつある。元フランス代表FWジェレミー・メネズは故障明けで本調子ではないが、今季アタランタから加入したMFジャコモ・ボナベントゥーラら駒はそろっている。
エルシャラウィが本調子となり、1トップのフェルナンド・トーレスが適応を進めれば、攻撃陣はバランスを高めるだろう。ミランも、本田もさらなるゴールラッシュを実現できるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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