マジョルカ久保、レンタル期間満了で退団が既定路線か 地元紙が構想外指摘「期待通りに成長しなかった」
スペイン3年目の今季は公式戦31試合で2得点3アシストを記録
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、6月末でレンタル期間が満了となる。保有権を持つレアル・マドリードに戻るかどうかの去就が注目されているなか、マジョルカ地元紙は、レンタル継続はしないとの見通しを伝えている。
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2019-20シーズン以来2度目となるマジョルカへ加入した久保。現地時間5月22日のリーガ・エスパニョーラ最終節オサスナ戦(2-0)で出番はなかったが、チームは無事に残留を果たし、自身も公式戦31試合に出場して2得点3アシストという結果を残した。
レアル加入以降、3シーズン続けてレンタルに出ており、来季こそレアルでという期待も膨らむ。しかし、レアルに戻るうえで絶対条件になっているEU圏外枠に関して、依然としてFWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ、DFエデル・ミリトンのブラジル代表選手が3枠を占めているのは変わらず、現時点で空きはない。
そのなかで、マジョルカ地元紙「Ultima Hora」は、ハビエル・アギーレ監督が続投の意向を示している来季のチーム構想をポジション別に検証。MF部門で「続けることがないであろう選手は、マドリード所属で期待通りに成長しなかったタケ・クボ」と触れた。
久保はレアルからの期限付き移籍で、6月末でレンタル期間が満了。現状でレンタル延長の具体的な話が動いているわけではなく、地元メディアも退団濃厚と見ているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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