「バイエルンは過去」 レバンドフスキ代理人、クラブの姿勢に移籍願望を代弁「リスペクトを受けていない」
ザハビ氏は「34歳になっており、夢を実現させたいと考えている」とレバンドフスキの想いを代弁
ドイツ1部バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは、2023年6月までクラブとの契約を残している。スペイン1部FCバルセロナやイングランド1部チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドなどが関心を示していると報じられるなか、代理人を務めるピニ・ザハビ氏は、自身のクライアントがドイツ王者を離れる希望を持っていることを明かしている。英紙「メトロ」が報じている。
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今季リーグ戦で34試合35得点3アシストを記録し、バイエルンのブンデスリーガ10連覇の立役者となったレバンドフスキは、新たな挑戦を求めているようだ。複数のビッグクラブが関心を示すなかで、バイエルンは手放すつもりはないようだ。
こうした状況を受け、ザハビ氏はクラブが不当にレバンドフスキを縛り上げていると主張し、選手が次の一歩を進みたがっていることを公言した。
「レバンドフスキにとって、バイエルンは過去なんだ。バイエルンからレバンドフスキに対して、新たな契約のオファーはなかった。彼は8年間を過ごしたクラブを離れたがっている。34歳になっており、夢を実現させたいと考えているんだ。彼は今夏、移籍を希望している。私たちの誰1人として、お金のことは気にしていない。真実は、彼はクラブの首脳陣からリスペクトを受けていないと感じていることだ。バイエルンは、サッカー選手としてだけではなく、人間として、ロベルトを失ったのだ」
さらに、「ロベルトには、夢に見続けていたクラブに移籍するチャンスがある。なぜ、バイエルンがその機会を拒否しようとするのか。私も考えを公にすることは考えていなかった。バイエルンのような歴史あるクラブをリスペクトしている。だが、クラブの最近の発表に対して、行動をせざるを得なかった」と、苦慮の末に発言したことを明かした。
2014年にボルシア・ドルトムントからバイエルンに加入したレバンドフスキは、これまでの通算374試合で344得点を記録。ここ8シーズンのリーグ優勝や3回の国内カップ戦の優勝に貢献し、得点王も5回と強烈な得点能力を見せてきた。すでに一部では、バルセロナとの個人合意も報じられているが、世界屈指のストライカーの去就はどうなるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)