セビージャ清武がレアル相手に奮闘 120分間の走行距離「15.7キロ」で“サンパオリ流”を体現

シュート0本と攻撃面に課題も残す

 全選手のなかで見ても、同僚のMFスティーブン・エンゾンジの15.723キロに次ぐ2位の数値を残した。サンパオリ監督はチリ代表監督時代から選手にピッチ内を駆け回るハードワークを求めてきたが、清武は初陣でそのスタイルを体現したと言える。

 ただ一方で、シュートを1本も打てず、パス成功率は84%ながらパス本数は55本中46本成功と、チーム内では平均的な数値に終わり、攻撃面では決定的な仕事ができなかった。セビージャは現地時間14日、17日にスペイン・スーパーカップでバルセロナと戦う。“白い巨人”に続き、昨季の国内二冠王者との戦いでもチャンスを得て、レギュラーの座をつかめるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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