「オレのやりたいように、やらせてくれ」 イブラがロッカールームで豹変…豪快な優勝祝福シーンが話題
優勝決定後、ロッカールームで熱くチームメイトに語りかける姿をミラン公式公開
イタリア1部セリエAは5月22日に今季最終節を行い、ACミランは3-0でサッスオーロに勝利して、2010-11シーズン以来の優勝を収めた。元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは優勝決定後の表彰式で、葉巻を吸いながら登場したことで注目されたなか、クラブの公式ツイッターはロッカールームで熱くチームメイトに語りかけた後、“イブラ流”の豪快に喜ぶ姿を伝えている。
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引き分け以上で優勝が決まる一戦で、勝ち点3を収めたミラン。この試合で途中出場したもののゴールのなかったイブラヒモビッチは、今季のリーグ戦を23試合出場8得点3アシストという成績で終えた。
2019年12月にアメリカのロサンゼルス・ギャラクシーからミランに復帰した当時、ミランは低迷していた。しかし、イブラヒモビッチの加入後からチームの成績は上向きとなり、今シーズンはイタリア王者に返り咲いた。
ミラン公式ツイッターは、試合後のロッカールームの様子を公開。そこでは、イブラヒモビッチがチームメイトたちに熱く語りかける様子が映されていた。
「みんな、集まってくれ。別れを言うわけではないから、安心してくれ(笑)」と、冗談で切り出したイブラは、「オレがここに到着した最初の日から、徐々にほかの選手たちも加入してきた。オレたちのことを信じていた人は、とても少なかった。だが、オレたちは犠牲心、苦しみ、信念、努力が必要だと理解して取り組み、一つのグループになった。そして、グループになれば、オレたちは、こうして成し遂げたようなことができるんだ。今日、オレたちはイタリアのチャンピオンになった」と、加入後からの日々を振り返り、チームメイトやクラブのスタッフたちを拍手とともに称賛した。
熱いメッセージを送ったイブラは、最後に「オレのやりたいように、やらせてくれ。チャンピオンに相応しい祝い方をするんだ。なぜなら、ACミランが支配しているのは、ミラノではない。ACミランが支配しているのはイタリアだからだ!」と絶叫すると、今までの落ち着きぶりから豹変、目の前にあったテーブルを豪快にひっくり返し、ロッカールームの雰囲気を最高潮にした。
熱いメッセージ、そして、テーブル返しでクラブの優勝を祝った優勝請負人イブラヒモビッチ。来季以降の現役続行も示唆しているが、衰え知らずの怪人は、ピッチ内外でどのようなパフォーマンスで盛り上げてくれるだろうか。