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“神様”ジーコがネイマールに激怒 「恥」「キャプテンに値しない」
「プレッシャー? 冗談じゃない」
開催国として臨んだ2014年のワールドカップで、ブラジル代表は準決勝ドイツ戦で1-7という衝撃的な敗戦を喫し、代表チームの評判は地に落ちた。さらに昨年、今年と2年連続で開催された南米選手権でも、タイトルはおろか準決勝にすら進めず。特に今年の大会では29年ぶりのグループリーグ敗退という屈辱を味わった。そうした近年の成績を含めて、ジーコ氏は「恥である」と酷評している。
今回は五輪ホスト国ということもあり、悲願となっている史上初の金メダル獲得への期待は大きい。それだけに、厳しい結果に終わった直後のスタジアムには大ブーイングが響き渡る。そうしたものが、選手への大きなプレッシャーになっているという論評もあるが、現役時代に10番を背負い、絶対的な司令塔として重圧を浴びながら戦ってきたジーコ氏だけに、そうした声を一刀両断にしている。
「セレソン(ブラジル代表の愛称)へプレッシャーがかかりすぎている? 冗談じゃない。今のブラジル代表へのプレッシャーなど、私がプレーしていた時代に比べれば軽いものだ。ホームでプレーできることはブラジルのメリットでなくてはならない。そして、選手たちはブラジル代表にふさわしいプレーヤーであることを、ピッチ上で示す必要があるんだ。そんなプレッシャーなどという言い訳は受け入れられない。ブラジルは勝利するチームでなければならないんだ」
自身がプレーしていた当時の方が、はるかに強いプレッシャーがあったとジーコ氏は主張している。そして、批判の対象はキャプテンであるネイマールに及んだ。