サンプドリア吉田、セリエA最終戦黒星に伊メディア「散漫」評価 「後半にはミスが増えて崩れた」

インテル戦にスタメン出場したDF吉田麻也【写真:Getty Images】
インテル戦にスタメン出場したDF吉田麻也【写真:Getty Images】

コリーの出場停止でインテル戦にスタメン出場して後半33分までプレー

 イタリア1部サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也は、現地時間5月22日に行われたセリエA最終節インテル戦にスタメン出場。0-3で敗戦したチームの中で、イタリアメディアの評価は分かれた。

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 吉田はガンビア代表DFオマール・コリーの出場停止もあり、スタメン復帰のチャンスを掴んだ。しかし、前半5分にイエローカードを受けるなど立ち上がりに苦戦。チームは優勝の可能性を残したインテルを前半0-0で抑え込んだものの、後半に3失点しての敗戦でシーズンを終えた。吉田は後半33分に交代で退いている。

 イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、敗戦チームのセンターバックでありながらも「6点」と及第点。寸評では「サンプドリアの最後の砦になることが多かった」と、ペナルティーエリア内まで切り込まれた後に身をていして守った場面の多さが評価された。

 一方、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」では「5点」の低評価。記事のタイトルでも「吉田は散漫」と指摘されたうえで、「まだ5分も立っていないのにホアキン・コレアのシャツを掴んでイエローカードをもらった。シュートに対する良いクロージングと、このようなプレーを繰り返した。後半にはミスが増えて崩れた」と、不十分な出来だと指摘された。

 吉田は今季限りでサンプドリアとの契約が満了するが、契約延長のサインには至っていないとされている。イタリアメディアでは、このインテル戦でのプレーは判断材料の1つになるともされていたが、ほろ苦いシーズンの最終戦を終えた。これがイタリアでのラストゲームになるのかどうかも含め、去就が注目される。

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