前日練習欠席のアーセナル冨安、エバートン戦出場の可能性を現地指摘「必ずしも試合に出ないことを意味しない」

アーセナルの日本代表DF冨安健洋【写真:ロイター】
アーセナルの日本代表DF冨安健洋【写真:ロイター】

エバートン戦欠場が基本線も…前節はベン・ホワイトとガブリエウ・マガリャンイスが練習欠席で先発出場

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、前節ニューカッスル戦(0-2)で負傷交代を余儀なくされた。シーズン最終節のエバートン戦(現地時間5月22日)に向けた練習は欠席したようだが、現地メディアによればピッチに立つ可能性はあるという。

 4月末にふくらはぎの負傷による長期離脱から3か月ぶりに復帰した冨安。直近の5試合連続で出場しているが、前節のニューカッスル戦で前半途中に右足を痛めた様子で途中交代し、現地では最終節エバートン戦の欠場が濃厚と報じられていた。

 右サイドバック(SB)として不動のレギュラーとなり、左SBにも対応するなどアーセナルの守備に欠かせない存在となっている冨安。逆転でのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得のチャンスがわずかに残る今季ラストゲームだけに、23歳の日本代表DFの負傷はミケル・アルテタ監督にとっても痛恨のニュースと言えるだろう。

 英メディア「フットボール・ロンドン」は5月21日、アーセナル公式YouTubeで公開されているエバートン戦前の全体練習動画に冨安の姿がないことから「冨安健洋は練習に姿を見せず」とレポートした。「ニューカッスル戦でハムストリングを痛め、足を引きずっていた冨安健洋はトフィーズ(エバートン)との試合には出場しないことが予想される」との見立てを伝えている。その一方で、欠場が決まったわけではないとして次のように続けている。

「とはいえ、練習を欠席したからといってこの日本代表が必ずしも試合に出ないことを意味するわけではない。先週、ベン・ホワイトとガブリエウ・マガリャンイスはセント・ジェームズ・パーク(ニューカッスルの本拠地)に向かう前の最終セッションに姿を見せなかったが、試合の先発メンバーに名を連ねていた」

 6月に行われる国際親善試合に向けた最新の日本代表にも招集されている冨安。足の状態は気がかりだが、今季プレミアリーグ最終戦でピッチに立つ可能性は残されているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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