川崎DF谷口のDOGSO一発退場に現役J戦士が“選手目線”の胸中「ナイスなタクティクスファールだけどルールに従ったら退場なのかーー」

川崎DF谷口彰悟がDOGSO一発退場【写真:小林 靖】
川崎DF谷口彰悟がDOGSO一発退場【写真:小林 靖】

鳥栖戦の後半34分に鳥栖FW垣田を倒して一発退場

 川崎フロンターレは、5月21日に行われたJ1リーグ第14節サガン鳥栖戦で0-0のスコアレスドローに終わった。後半34分にDF谷口彰悟が相手の突破を阻止したシーンで、イエローカードからビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)介入によりレッドカードとなったシーンに、現役Jリーガーも見解を述べている。

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 スコアレスのまま、白熱の展開が続いたなか、後半34分のプレーに注目が集まった。最終ラインでビルドアップする川崎に鳥栖が猛プレッシャーをかけ、鳥栖FW垣田裕暉がDF山根視来からボールを奪う。

 そのまま左サイドをドリブルで突破を図る垣田に対し、斜め後方から谷口がチャージを仕掛け、垣田を倒してしまう。荒木友輔主審はイエローカードを提示したが、VARと交信し、オンフィールドレビューへ。「DOGSO(Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunityの略。決定的な得点機会の阻止)」と判断され、最終的にレッドカードに判定が変わった。

 J2のFC町田ゼルビアに所属する元北朝鮮代表FW鄭大世はツイッターで、「これで谷口の退場は厳しいなー。。選手目線ではナイスなタクティクスファールなんだけどな。。でもルールに従ったら退場なのかーー。ってか鳥栖の3バック能力めちゃ高い」と投稿した。

 これには、ファンも「テセさんの意見も選手目線としては、理解できます」「川崎としてはナイスなファウルと思ったのですが…」「谷口選手の判断は今までのサッカー観だと戦略的ファウル。でも、今のジャッジではDOGSOで退場。難しい問題だ」とコメントして反応を見せていた。

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