リバプールは「夏の移籍のジレンマに陥る」 南野拓実の去就に英紙言及「難しい決断を迫られている」
セリエAのラツィオからの関心も伝えられるなど去就報道が過熱
イングランド1部リバプールの日本代表MF南野拓実は限られた出番のなかで結果を残しているが、今夏にはチームを退団するのではという噂で持ちきりだ。英紙「デイリー・ミラー」は、リバプールが南野のジレンマを抱えていると特集している。
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今季の南野は公式戦24試合に出場し、二桁の10得点をマーク。内訳はプレミアリーグとFAカップで3得点、リーグカップで4得点。いずれも優勝したリーグカップとFAカップではチーム内得点王となった。
特にプレミアリーグでは大半が途中出場ということもあり、プレー時間が短い南野だが、データ分析会社「オプタ」によれば1ゴールあたりに要する時間はわずか101分。これは、プレミアリーグクラブ所属で今季公式戦1000分以上に出場している選手の中で最少だという。限られた出番のなかでリーグ随一の決定力を誇ると証明している。
そうしたなかで「デイリー・ミラー」紙は「リバプールはユルゲン・クロップの“犯罪”告白で夏の移籍のジレンマに陥る」と南野が結果を出す一方で、移籍の噂が過熱している状況をレポートしている。
南野が貴重な同点ゴールを決めた5月17日のサウサンプトン戦後(2-1)、ユルゲン・クロップ監督は「彼のような選手がプレーできないのは犯罪だ」と語ったが、記事でも「(加入以来)出場は55試合で、そのうち先発はわずか21試合。これほどの才能を持つ選手としては不可解なほど少ない出場数だ」と南野はその実力に見合ったチャンスを手にできていないと指摘した。
これはリバプールが前線にエジプト代表FWモハメド・サラーやブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、セネガル代表FWサディオ・マネらワールドクラスのタレントを多く抱えていることに起因しているとはいえ、2つのカップタイトル獲得に貢献した南野も貴重な戦力であることは間違いない。しかし、すでにイタリア1部ラツィオからの関心も伝えられるなど、今季終了後にはリバプールを退団するとの噂もあとを絶たない。
今年11月にカタール・ワールドカップ(W杯)が控えるなかで、日本代表の主軸メンバーである南野が出場機会を求めるのは当然のことだろう。記事では「レッズ(リバプール)は南野を引き留めるのか、それとも退団させるのか、難しい決断を迫られている」と南野の去就がリバプールにとっても重要な問題として取り上げられている。
リバプールは2冠達成の立役者となった男はどのような決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)