好調の本田を敵将モンテッラも警戒 「日本人の存在は少し困った問題」
フィオレンティーナ戦で8戦連続の先発が有力視されている本田
フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が26日のACミラン戦に向け、日本代表MF本田圭佑に対する警戒心を強めている。25日付のイタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
モンテッラ監督は昨季8位に終わったミランを順調に立て直しているフィリッポ・インザーギ監督の手腕を称賛。「インザーギはなんて優秀なんだろう」「インザーギは適切な時期にミランの監督になった。天才的なアイデアがすでに見られている」と話し、名門の復調を認めた。
さらに、現時点でセリエA最多の16得点を奪っているミランの攻撃陣の中で、背番号10を背負う日本人の存在に言及。「たとえば本田のポジション。今、この日本人の存在は僕たちにとって少し困った問題だ」と警戒心を強めた。
同紙は本拠地でフィオレンティーナ戦を戦うミランの攻撃陣について、右に本田、中央にフェルナンド・トーレス、左にステファン・エルシャラウィという布陣を先発に予想。「トーレスはまだ1ゴールしか決めていない。一方、本田は7試合で6ゴールを決め、得点王。エルシャラウィはベローナで先発し、数日前にプレーできない不満を爆発させて活躍した。攻撃陣が勝利をもたらせば、代えないのがインザーギ監督の考え」と報じている。ただ、負傷を抱えているジェレミー・メネズに関しては試合前の状態次第で先発する可能性もあるようだ。
リーグ開幕から8試合連続のスタメンが有力視されている本田。6得点2アシストと得点に絡み続ける背番号10は敵将に警戒される中でも結果を出すことができるか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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