「この年齢でちょっと心配」 内田篤人氏が懸念の声、アーセナル冨安の再負傷に「彼は無理きくタイプ」

ニューカッスル戦で負傷交代となったDF冨安健洋【写真:Getty Images】
ニューカッスル戦で負傷交代となったDF冨安健洋【写真:Getty Images】

「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」で冨安の負傷へ言及

 元日本代表DF内田篤人氏が、度重なる怪我に苦しむ日本代表DF冨安健洋(アーセナル)の状況を危惧している。自身がMCを務めるスポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」でまたも負傷した事実に触れ、「この年齢でいろんな箇所やるのは心配です」と懸念の声をあげた。

 23歳の冨安は昨年末に右足のふくらはぎを負傷し、年明けに一度復帰するも、その後に左足のふくらはぎを負傷。4月23日のプレミアリーグ第34節マンチェスター・ユナイテッド戦(3-1)で約3か月ぶりに戦線復帰を果たすと、再びレギュラーに返り咲いたが、4試合連続スタメン出場となったニューカッスル戦で右足ハムストリング付近を痛め、前半39分に途中交代となった。

 アーセナル加入後、瞬く間にレギュラーの座を勝ち取りながらも、怪我への不安を覗かせる冨安。こうした状況に、内田氏は「多いね怪我が、ちょっと心配。この年齢でいろんな箇所やるのは心配です。しかも彼は無理きくタイプなので、身体に」と懸念の声をあげるとともに、ミケル・アルテタ監督の指揮官としての“若さ”を踏まえつつ、さらにこう指摘している。

「監督若いですよね? 海外で監督が若いと結構、怪我上がり使う。経験ある監督はあんまり使わないんですよ。『監督いいよ』って何回も言っていたけど、『いや、まだまだ』っていう監督のほうが多くて、若い監督はバンバン使う。いけるって選手が言うと使うんで」

 現役時代、ドイツで長年プレーした内田氏も怪我に苦しめられた経験の持ち主。それだけに、冨安の現状を踏まえ「一回オフでべた休みしないと治んないから怪我の連鎖っていうのが。一回休んだほうがいいです」と、まずは疲労回復に努めることを推奨していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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