ポグバ、シティ移籍“個人合意”を撤回か ファン反発懸念「耐え難いものになる」と英指摘
グアルディオラ監督が率いるシティと個人条件で合意と英メディア報じるも…
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバは、今シーズン限りでユナイテッドとの契約が満了する。そんななか、ライバルのマンチェスター・シティと個人条件で合意に達したものの、ユナイテッドファンの反発を恐れて移籍を取りやめたと英紙「デイリー・メール」が報じている。
ポグバは若手だった2012年にユナイテッドから、移籍金ゼロでイタリア1部ユベントスへ移籍。その後、ユベントスで世界有数のMFに成長を遂げると、ユナイテッドは当時の史上最高額となる8900万ポンド(約143億円)でポグバを再獲得していた。
当時、結んでいたオプション付きの5年契約が満了を迎えることになり、ポグバには欧州のトップクラブが関心を示してきた。母国フランスのパリ・サンジェルマン(PSG)や古巣ユベントスへの復帰が報じられるなか、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるシティは、ユナイテッドの中盤の核を引き抜き、チーム強化を目指すと報じられた。
一方のポグバもスペイン人監督の下でのプレーを希望し、シティと個人の条件面では合意に達していたという。しかし、仮に同じマンチェスターのライバルクラブに移籍した場合、ユナイテッドのファンからの反発は確実であり、生活が「耐え難いものになる」ことを恐れ、シティへの移籍から手を引いたようだ。
現在、週給29万ポンド(約4700万円)を受け取っていると報じられるポグバは、英国外のクラブへの移籍を決意。そのため、記事では「シティからのオファーを断ったポグバは、夏の移籍市場でユベントスに再加入するか、PSGに加入することになりそうだ」と、報じられている。
ポグバは負傷により、今シーズン中の復帰は不可能となっている。ユナイテッドで通算233試合39得点51アシストという記録を残したMFの新天地は、どこになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)