闘莉王がコロンビア戦の奮闘称えるも手倉森采配に疑問 「なぜ勝ちにいかなかったのか」
手倉森監督のポジティブな姿勢に感服
第3戦のスウェーデン戦で今大会初勝利を挙げても、決勝トーナメントに進出できなければ第2戦での鈴木の温存策は失敗になると闘莉王は分析する。コロンビア戦での采配に関して苦言を呈した闘将だが、手倉森監督の指揮官としての資質の高さには感服しているようだ。
「自分は仙台の監督として対戦したことしかない。手倉森監督の強気なコメント、前向きな気持ちは選手に伝わっていたと思う。失点の場面以外は強気に頑張っていた。そこは評価したい。手倉森監督のようなポジティブさを前面に押し出せる人間じゃなければ、初戦の敗北の後、チームは2試合目も絶対に負けていたはず。一緒に仕事してみたいなと思わせてくれた。3戦目は自分たちの仕事をやりきる。日本がスウェーデンに勝って、ナイジェリアがコロンビアと引き分け以上で終わることを祈りたい」
人事を尽くして天命を待つ――。手倉森ジャパンのスウェーデン戦勝利と、ナイジェリアの奮闘を心から期待していた。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images