怪我の冨安健洋、日本代表メンバーへ招集 森保監督「試合できるという見通しもある」と意図説明
強豪ブラジルなど、国内で計4試合の国際親善試合を実施
日本サッカー協会(JFA)は5月20日、キリンチャレンジカップ2022(6月2日パラグアイ戦、6日ブラジル戦)ならびに、キリンカップサッカー2022(10日ガーナ戦、14日チリ/チュニジア戦)の4試合に臨む日本代表メンバー28名を発表。右足ハムストリング付近を痛めたDF冨安健洋(アーセナル)の招集意図について、森保一監督は「練習できる、試合をできるという見通しもあるということで招集させてもらった」と明かした。
ハムストリングの負傷から復帰し、直近の4試合連続でスタメン出場を続けていた冨安だが、5月16日に行われたプレミアリーグ第37節ニューカッスル戦(0-2)の前半39分、右ハムストリングを痛めて途中交代。怪我の詳細は明らかにされていないが、現地メディアの報道によると22日に行われるプレミアリーグ最終節のエバートン戦を欠場することが濃厚になっている。
キリンチャレンジカップ、キリンカップに臨む日本代表への招集有無が注目されていたなか、20日に発表された28名の中に冨安もメンバー入り。この日行われたオンライン記者会見で、森保監督は「まずは本人のコンディションを代表チームで確認したいこと。この先、代表活動の中で彼が練習できる、試合をできるという見通しもあるということで招集させてもらった」と、あえて招集した意図を明かした。
さらに「実際には怪我の状況を見てどのようにチームとしてサポートするかは、メディカルの判断に従ってやりたい」と続け、コンディション状況次第で、その後の対応を定めるとしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1