フランクフルト鎌田、トッテナム移籍で「日韓デュオ誕生か」 韓国注目「争奪戦に飛び込んだ」
EL優勝に貢献した鎌田、トッテナムの補強リスト入りと海外報道
ドイツ1部フランクフルトは現地時間5月18日、レンジャーズ(スコットランド)とのUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝に臨み、PK戦の末に勝利した。日本代表MF鎌田大地は延長戦を含めた120分フル出場を果たし、PKも成功させ、1980年に前身のUEFAカップを制覇して以来、42年ぶり2度目の優勝に貢献したなか、イングランド1部トッテナムへの移籍話が浮上。「トッテナム、日韓デュオ誕生か」と韓国メディアが報じている。
鎌田は今季のELで5得点1アシストと活躍し、決勝でもチームの勝利に貢献。そうしたなか、英メディアやドイツメディアはトッテナムが鎌田を補強リストに入れたと報道し、韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スポータルコリア」は「トッテナム、韓日デュオ誕生か…鎌田争奪戦に飛び込んだ」と反応している。
「スポータルコリア」では、鎌田のキャリアに言及。「2017年にフランクフルトへ加入し、欧州での生活を始めた。18-19シーズンにはベルギーのシント=トロイデンにレンタルされて経験を積んだ。以降はフランクフルトの主力として活躍している」と歩みを振り返りつつ、「今季注目すべき活躍を見せた。フランクフルトのEL優勝に大きく貢献。5ゴールを決め、FCバルセロナを破るなど大きなインパクトを残した」と続けた。
また、トッテナムが攻撃的MFを探しているなかで、「多芸多才の鎌田が良い選択肢になり得る」という点に触れ、トッテナムに在籍する韓国代表のエースFWソン・フンミンとの日韓タッグ誕生の可能性にも注目。果たして来季、鎌田とソン・フンミンが同じチームで共闘することになるのだろうか。