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ベルギー2部KMSKデインズが初の日本人監督誕生を発表 「賢く走る」「強度」「フォーカス」のスタイルを追求
スペイン、イタリア、メキシコ、オランダ、ベルギーで指導経験を持つ⽩⽯尚久氏が就任
ベルギー2部に所属するKMSK(カムスカ)デインズは5月19日、2022-23シーズンに向けて新体制を発表し、⽩⽯尚久氏を初の日本人監督として迎えたことを発表した。
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デインズはベルギー北⻄部に拠点を置き、2019-20シーズンからプロ2部リーグに所属する振興クラブ。1部昇格に向けてチーム改⾰を進めるなか、クラブ史上、そしてベルギープロサッカーリーグとしても初の⽇本⼈監督として、⽩⽯氏が就任することになった。
白石氏は2008年にFCバルセロナ・アカデミー(スペイン)のコーチとして指導者のキャリアをスタート。2012-13シーズンにはCEサン・ガブリエル(スペイン⼥⼦1部リーグ)のトップチーム監督に就任し、欧州1部リーグで男⼥両リーグを通じて初のアジア⼈監督となった。その後パフォーマンスアナリストとしてACミラン(イタリア)やCFパチューカ(メキシコ)に移籍。スペインを中⼼にイタリア、メキシコ、オランダ、ベルギーで指導経験を積んできた。
10年以上にわたって世界を相⼿に指導者として渡り歩いてきた白石氏の下、「賢く走る」「強度」「フォーカス」をフットボールスタイルに掲げ、ローカルとグローバルの融合”グローカル”なクラブを⽬指し、フェアネスを重んじ、そして勝てるフットボールとチーム作りを⽬指す。
また、デインズは同日、スポーティング・ディレクターにアドリアン・エスパラガ氏が着任することも併せて発表している。
■⽩⽯尚久 新監督コメント
「この度KMSKデインズの新監督に就任したことを嬉しく思うと同時に、新たな挑戦を楽しもうと思います。スペイン、オランダ、イタリアでは先進的な戦術、トレーニングメソッド、イノベーションを経験することができ、そのなかで、どのような局⾯にあっても⼀年⼀年、着実に”年輪”を刻んでいく”持続的成⻑”こそが最も⼤事だと学びました。また選⼿の⽴場に近いほどイノベーションを起こせる可能性も⼤きくなり、むしろ⼩さなところの⽅が新しいものが産まれるチャンスも広がっていると感じています。選⼿の個性を引き出し、それぞれが賢く⾛るプレーができるようにチームを構築していきたいと思います」
(FOOTBALL ZONE編集部)