C大阪、伝統のダービーに向けて“異例”の声明を発表 トラブル撲滅を訴える「運営可否に関わる重大な事象」

C大阪が声明を発表(※写真はイメージです)【写真:Getty Images】
C大阪が声明を発表(※写真はイメージです)【写真:Getty Images】

注目の大阪ダービーは21日に開催される

 セレッソ大阪が5月19日、“大阪ダービー”とされる同21日のJ1第14節ホーム・ガンバ大阪戦に向けて、異例の声明を発表した。「フェアでクリーンな大阪ダービー開催に向けて」と題して森島寛晃社長がサポーター同士のトラブル撲滅を訴えている。

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 2月23日と4月23日に行われたYBCルヴァンカップ・グループステージでの大阪ダービーではサポーター同士のトラブルが発生。こうした事象について「試合を楽しみにご来場された全てのお客様へ多大な迷惑となる行為です。今後の大阪ダービーを含むホームゲームの有観客での運営可否にも関わる重大な事象であると認識しております」と、厳しい指摘をしている。

 このため、5月21日に開催予定のホーム戦についても「スタジアム内外・長居公園周辺におきましても節度のある行動を改めてお願い申し上げます」と訴えた。

 大阪ダービー前は、Jリーグ屈指の盛り上がりを見せる対戦カード。だが、両クラブによるリスペクト精神が欠けてしまうとトラブルに発展する。

 森島社長は「観戦の際はフェアプレー精神に則った応援をお願いするとともに、試合運営管理規定を遵守くださいますようお願いいたします。禁止行為やセキュリティ上問題となる行為が生じた場合、スタジアムからの退場や入場禁止の処分に従っていただく可能性がございます」と忠告し、「今後、安心安全、そして両クラブのリスペクト精神を前提として、フェアで白熱する大阪ダービーの伝統を作り上げていくために、皆さま全員のご理解とご協力が不可欠となります」と、サポーターに節度ある行動を求めている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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