2年連続ブンデス“デュエル王”の遠藤航、「やべー」と感じた18歳の若き逸材とは?

シュツットガルトでプレーするMF遠藤航【写真:Getty Images】
シュツットガルトでプレーするMF遠藤航【写真:Getty Images】

デュエル数「432」を記録したドルトムントMFベリンガムに注目

 ドイツ1部シュツットガルトの日本代表MF遠藤航が、自身の公式ツイッターを更新。2シーズン連続で“デュエル王”に輝いたことを報告するとともに、トップ3にランクインしている18歳の新星に驚嘆している。

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 最終節を迎える時点で2部との入れ替え戦出場圏内の16位だったシュツットガルトは、ケルン戦で先制するも、後半14分に同点に追いつかれて終盤へ。後半アディショナルタイムに左コーナーキックを獲得すると、ニアサイドでDF伊藤洋輝が頭で触ってそらすと、遠藤がゴール前に身体ごと飛び込む。相手にマークされながらも気迫のヘディングシュートを放ち、見事にゴールネットを揺らした。

 土壇場で勝ち越し2-1と勝利したシュツットガルトは1部残留圏内の15位に浮上し、2部降格を免れた。

 遠藤は5月17日、自身のツイッターに「劇的ゴールで薄まってますが(自分で薄めるな)今年もデュエル王になりました。防衛です。笑1シーズンだとたまたまと言われても不思議ではありませんが、2シーズン連続は意味があるかなと。個人とチーム戦術、マインド、ポジション、出場時間など色々な要素が含まれてるのでこの結果は意外と深い」と綴った。投稿では、今季ブンデスリーガのデュエル数トップ15の画像が添えられている。

1位 遠藤航(シュツットガルト/MF/29歳) 448
2位 ルーカス・ヘーラー(フライブルク/FW/27歳) 437
3位 ジュード・ベリンガム(ドルトムント/MF/18歳) 432
4位 ダニーロ・ソアレス(ボーフム/DF/30歳) 413
5位 パトリック・ヴィマー(ビーレフェルト/MF/20歳) 404

 遠藤はSNS上でファンとやり取りを交わすなかで、「デュエル=守備時のみという事ではないのは認識してもらえれば。ボールを奪われなかったり、FWが背負って受けたりするのもカウントされてるはずなので。(多分w)個人的にはこのやりとりで出てるチームはメンバー結構入れ替えながらやってるのが1番の要因。(出場時間)特に中盤の選手達」とコメント。さらに、ボルシア・ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムの名前を挙げて驚嘆している。

「正直、自分がこの結果を最初に見て思ったのは『ベリンガムやべー。』ってことww。上位チームはCL、ELも戦ってるわけで、メンバー変えながらやるのは必然だと思う分、彼はずっと出てて結果残してますからね。しかもこの年齢(18歳)でww」

 11歳年下の底知れぬポテンシャルには、2年連続デュエル王の遠藤も舌を巻いていた。

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