去就の行方を大きく左右? サンプドリア吉田、先発濃厚の最終節インテル戦の“出来”に海外注目
5月22日のインテル戦では3月のユベントス戦以来となるスタメン出場の見込み
イタリア1部サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也は、現地時間5月22日のセリエA最終節インテル戦でスタメン出場が見込まれている。一方で、去就もまた注目されると、サンプドリア専門のニュースサイト「クラブドリア46」が報じた。
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サンプドリアは前節までにセリエA残留を決め、プレッシャーから解放されて最終節を迎える。対戦相手のインテルは、ACミランと激しい優勝争いのマッチレースを展開。勝ち点2差でミランを追っているだけに、勝利が絶対条件という非常にアグレッシブな姿勢で臨むことが予想される。
敵地サン・シーロでのシーズン最終戦に、サンプドリアはガンビア代表DFオマール・コリーが出場停止。そのため、吉田がイタリア人DFアレックス・フェラーリと最終ラインを組むことが確定的だとされている。吉田にとってスタメン出場は3月12日のユベントス戦(1-3)以来となりそうだ。
一方で、「イタリアにとって最も重要なスタジアムで優勝を争うインテルとの対戦でシーズンを締めくくるチャンスを得た。吉田が6月で切れる契約を更新するかはまだ分からないが、スポットライトが当たる。彼は11月のカタール・ワールドカップ(W杯)を見据え、常に出場したい。契約更新は膠着状態だが、最終戦のパフォーマンスは将来を明確にする可能性がある」と、現在セリエAで最強クラスのチーム、攻撃陣と対戦する試合でどのようなパフォーマンスを見せるかは、契約更新に影響するという見方を示した。
インテルは勝利したうえでミランが敵地でサッスオーロに敗れた場合のみ、逆転優勝になる。ミランが引き分けると勝ち点では並ぶが、リーグのレギュレーションにより直接対決の結果でミランが上位になる。
イタリア全土の注目を浴びる一戦で吉田がどのようなパフォーマンスを見せるのか、久々のスタメンで有終の美を飾ることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)