久保建英、来季レアル放出の可能性も? 海外メディアが現状を特集「出ていく可能性が非常に高い」
久保建英は今季、期限付き移籍してマジョルカでプレー中
スペイン1部マジョルカに期限付き移籍している日本代表MF久保建英は来シーズン、レアル・マドリードに戻るかどうかの去就が注目されている。サッカー専門メディア「90min」は「才能に疑いの余地はない」としつつ、来季もマドリードではプレーしない可能性を指摘している。
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2019-20シーズン以来2度目となるマジョルカへ加入した久保。ここまで公式戦31試合に出場し、2得点3アシストを記録している。チームがリーガ・エスパニョーラで17位と残留争いを続けるなかで、定位置確保には至っていない。レアル加入以降、3シーズン続けてレンタルに出ており、来季こそレアルでという期待も膨らむが果たしてどうなるか。
サッカー専門メディア「90min」スペイン語版は今季レアルから期限付き移籍中の選手の現状について特集。5人の内の1人として名前が挙がった久保について同メディアは「(久保は)マジョルカで2度目の生活を送っているが、成績はよろしくない。その才能に疑いの余地はないが、監督の交代や彼の創造性を生かせない戦術的なシステムによって彼の存在は背後に追いやられている」と苦戦している様子を伝えている。
シーズン終了後には一旦レアルに復帰することになるが、その後の去就について「レンタルか、あるいは完全移籍で出ていく可能性が非常に高い」と来季も久保はレアルでプレーしないことが濃厚だとしている。
久保が得意とする2列目のポジションでは、同世代のブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールやFWロドリゴ・ゴエスらが主力として定着。フランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)の加入も間近と見られ、攻撃陣のポジション争いはさらに熾烈となることは必至。欧州制覇に王手をかける“エル・ブランコ”の一員として久保がプレーする姿を見ることはできないのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)