冨安健洋は今季アーセナルの“ベスト補強選手” 英記者が絶賛「絶対的に優れたディフェンダー」
負傷から復帰後も目覚ましい活躍を見せる冨安
日本代表DF冨安健洋は今季ボローニャからアーセナルに加入し、右サイドバックのレギュラーに定着した。負傷による長期離脱もあったが、英メディアでは「今季アーセナルのベスト補強選手」として名前が挙がっている。
今季の冨安はアーセナルでプレミアリーグ20試合、リーグカップ1試合の計21試合に出場。右サイドバックのファーストチョイスとして定位置を確保した。負傷者の影響もあり直近の2試合は左サイドバックとしてスタメン出場しているが、両サイドで遜色なくプレーできる万能性の高さも高く評価されている。
ニューカッスルの地元メディア「クロニクル・ライブ」が冨安を特集。記事によれば、2020年にニューカッスルがスカウトをイタリアに派遣した際、当時ボローニャでプレーしていた冨安に目を付けていたとされ、ニューカッスルが獲得に動く可能性があったことを伝えている。
また、同メディアは「フットボール・ロンドン」でアーセナルを取材しているジャーナリストのカヤ・カイナック氏を直撃。同氏は冨安とニューカッスルの“すれ違い”について触れつつ、加入1年目から目覚ましい活躍を見せる冨安を今季のベスト補強選手だと絶賛している。
「私にとって、彼(冨安)はアーセナルのサイニング・オブ・ザ・シーズンだ。空中戦でもデュエルでもほとんど負けることがない絶対的に優れたディフェンダーだ。ボールの扱いもエクセレントだし、両足が使え、バックラインならどこでも快適にプレーすることができる。ニューカッスルは絶好のチャンスを逃したといえるだろう」
日本代表の守備を支える冨安が、アーセナル1年目から絶大なインパクトを残している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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