ムバッペがレアルと5年契約で合意か スペイン紙報道「天文学的数字の契約解除金も設定する」
ムバッペがPSG退団を発表するまでクラブからの正式発表はない見込み
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペの未来が、ようやく決まることになりそうだ。スペイン紙「マルカ」は、ムバッペが今季限りで契約満了を迎えるPSGとの契約更新を見送り、レアルと5年契約を結ぶと報じた。
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今夏の移籍市場でPSG退団が確実視されていたムバッペだが、一部フランスメディアがPSGとの契約交渉が大筋で合意したと報じるなど、去就が注目を集めていた。その状況でムバッペは先週、チームメイトのモロッコ代表DFアクラフ・ハキミに会うために、マドリードを訪れたことが報じられていた。
4月15日に3年連続でリーグ・アン年間最優秀選手賞を受賞したムバッペは、すでに自身の未来について決意を固めていることを明らかにした。ムバッペからの発表はないものの、スペイン紙「マルカ」は、「フランス人FWは、夏に移籍金ゼロでレアル・マドリードに加入することに先週、完全に合意した。この数か月、話し合われたことは合意に達し、ムバッペは新たな契約を求めるPSGのプレッシャーをかわした」と、報じている。
また、移籍の正式発表については、「レアル・マドリードは、選手自身がPSGでの時間が終了したことを発表して、新たに夢だったレアル入りが現実となったことを公表するまで、静かに待ち続ける」と、ムバッペ側が主導するとも伝えている。
昨夏のタイミングでは、レアルが移籍金2億ユーロ(約270億円)でのムバッペ獲得をPSGに打診したものの、クラブ間で合意に達することはなかった。それから1年が過ぎ、レアルは、「PSGが提示した年俸よりも低い金額でムバッペと5年契約を結び、天文学的数字の契約解除金も設定する」という。
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやスペイン代表DFセルヒオ・ラモスらを獲得し、世界的なスター選手が集まったPSGだが、報道どおり、自国の最大のスター選手を失うことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)