「ブッフバルトのよう」 シュツットガルト遠藤、“残留弾”の新ヒーローを独絶賛「遠藤良ければすべて良し」
最終節ケルン戦のアディショナルタイム、遠藤の決勝ゴールで勝利して残留決定
ドイツ1部シュツットガルトのキャプテン、日本代表MF遠藤航は現地時間5月14日に行われたブンデスリーガ最終節ケルン戦(2-1)でチームを1部残留に導く値千金の決勝ゴールを挙げた。ドイツメディア「ZVW」は「遠藤良ければすべて良し」「ギド・ブッフバルトのよう」と称えている。
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前節終了時点で2部との入れ替え戦出場圏内の16位だったシュツットガルトは、ケルン戦の前半12分に先制。しかし後半14分に同点に追い付かれて終盤へ。後半アディショナルタイムに遠藤がチームを救う。
シュツットガルトが左コーナーキックを獲得。スタメン出場したDF伊藤洋輝がニアサイドで触ってそらすと、遠藤がゴール前に身体ごと飛び込む。相手にマークされながらも気迫のヘディングシュートを放ち、見事にゴールネットを揺らした。遠藤の決勝ゴールで2-1と勝利したシュツットガルトは、1部残留圏内の15位に浮上。土壇場で勝ち越して勝利を手繰り寄せ、残留も決めた。
ドイツメディア「ZVW」は、遠藤が自身のツイッターに綴った「終わり良ければすべて良し」のことわざを引き合いに、「遠藤良ければすべて良し:ケルン戦でシュツットガルトの新たなヒーローとなった遠藤航とは?」報じた。
「アディショナルタイムに2-1とするゴールを決めた29歳のMFは、ついにシュツットガルトの新しいヒーローになった。約30年前、ギド・ブッフバルトのようにヘディングでシュヴァーベンの熱狂を巻き起こした」
かつてシュツットガルトや浦和レッズでプレーした元ドイツ代表DFギド・ブッフバルトの名前を挙げ、ブッフバルトと遠藤を重ね合わせて称賛。「遠藤は長い間、確固たる地位を築いており、ピッチ上では替えが効かないモーターであり、リーダーである」と手放しで賛辞を送っていた。