磐田MFの絶妙コントロール弾に驚き J1初得点の“ゴールへのパス”に「時間止まった」「鳥肌」
MF鹿沼がJ1リーグ初スタメン&初ゴール、磐田が2-1で競り勝ち14位に浮上
J1ジュビロ磐田は5月14日、リーグ第13節でFC東京と対戦。1-1で迎えた試合終盤、MF鹿沼直生が決めたゴールへのパスのようなJ1初ゴールにファンからは「彼がMVP」「一瞬時間が止まったかのような優しいシュート」と反響を呼んでいる。
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磐田は前半43分、カウンターを仕掛けるとFW鈴木雄斗からのグラウンダーのクロスをペナルティーエリア内へ走り込んだMF上原力也が右足で合わせて先制。しかし後半34分、途中出場のFC東京FWアダイウトンに鮮やかなスーパーミドルを決められ、試合を振り出しに戻される。
このまま1-1のまま終わるかと思われた同43分、この試合J1初先発の鹿沼が結果を残す。右サイド深くから鈴木が供給したクロスが相手DFに当たってディフレクションしながらも、ペナルティーエリア内へ。
そのボールをFC東京MF安部柊斗がクリアしきれず、こぼれ球に反応したMF大森晃太郎が倒れながらフリーの鹿沼へパス。これを受けた鹿沼は右足で柔らかいシュートを放つと、ボールはゴール右サイドネットに吸い込まれた。
J1リーグ初スタメン、初ゴールとなった鹿沼のゴールシーンを、スポーツチャンネルDAZN公式ツイッターは「まさにゴールへのパス」と綴って公開。ファンからは「彼がMVP」「一瞬時間が止まったかのような優しいシュート」「パーフェクトボランチ」「身近にヤットさんがいるからこそのゴール」「ヒーロー」「鳥肌です」「芸術的なコントロールショット」などといった賛辞の声が並んだ。
24歳の鹿沼は静岡学園高校から専修大学を経て、2020年にJ3のSC相模原に加入。大卒ルーキーながら34試合出場の3得点でチームのJ2昇格に貢献すると、翌年に当時J2の磐田へ完全移籍し、昨季リーグ戦で19試合出場1ゴールを記録していた。
FC東京戦での勝利で14位に浮上した磐田。今季からJ1でしのぎを削るチームにとっても、J3から這い上がった鹿沼の活躍には今後も大きな期待が懸かりそうだ。