南野は「貴重な戦力となり得る」 英メディアが去就注目、リーズ移籍を推奨「最強のデュオを結成」
ザルツブルク時代に指導を受けたマーシュ監督率いるリーズ移籍を提言
イングランド1部リバプールの日本代表FW南野拓実は、公式戦でのメンバー外が続き、およそ2か月出番がない状況となっているなか、英メディアは来季去就の注目。現在、プレミアリーグで残留争いを繰り広げているリーズを新天地候補として推奨し、「貴重な戦力となり得る」と指摘している。
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南野は今季、主に国内カップ戦で出番を掴んだ一方、プレミアリーグではここまで10試合の途中出場にとどまり、プレータイムはわずか86分間に。ポジション争いの序列で後手を踏んでいる南野の立場は、シーズン終盤に差し掛かるにつれより一層厳しくなり、3月20日のFAカップ準々決勝ノッティンガム・フォレスト戦(1-0)以来、公式戦で出番がない状況になっている。
リバプールとの契約は2024年6月末まで残すものの、来季も出番が限られるシチュエーションは十分考えられる。そんななかで、英メディア「FOOTBALL FANCAST」は、来季の去就動向に注目。オーストリアのザルツブルク時代に指導を受けたアメリカ人指揮官のジェシー・マーシュ監督が指揮を執るリーズ移籍について、「最強のデュオを結成することができる」と、新天地候補として推奨している。
リーズへの移籍を巡っては今冬にも噂に上ったが、南野はリバプール残留を決断。それでも、状況が変わらないことを受けて、記事では「マーシュ監督率いるオーストリア時代には、22試合に出場して9ゴール11アシストを記録しており、同監督が同選手の能力を最大限に引き出す術を心得ていることが分かる」と相性の良さを引き合いに、「クロップ監督から過去の並外れたパフォーマンスを評価された南野は、リーズにとって貴重な戦力となり得る」と指摘された。
さらに同メディアは「リーズが降格を免れることができれば、リバプールからの放出が噂されるこの選手を獲得することは、すべての関係者にとって素晴らしいことだろう」と、記事の最後を締め括っている。リーズが来季プレミア残留を果たし、なおかつ、マーシュ監督も留まることが条件となるなかで、一度噂に上がった南野のリーズ移籍は果たして実現するだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)