「最終局面でヒーローに」 遠藤航、“劇的残留ゴール”の活躍を現地絶賛 シュツットガルト降格阻止へ貢献「一生忘れない」
1部残留へ負けられないケルン戦の後半ATに決勝ゴールをマーク
ドイツ1部シュツットガルトは、現地時間5月15日のブンデスリーガ最終節となる第34節でケルンと対戦。日本代表MF遠藤航がチームを1部残留へと導く劇的決勝ゴールを叩き込んで2-1と勝利したなか、現地メディアは「最終局面でヒーローになった」「彼のことを一生忘れることはないだろう」と賛辞を送っている。
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前節終了時点で2部との入れ替え戦出場圏内の16位だったシュツットガルト。1部残留へ負けられない一戦となったなかで前半12分に先制も、後半14分に同点に追いつかれ終盤へ。そんなチームを遠藤の一撃が救った。
後半アディショナルタイム(AT)にシュツットガルトが左コーナーキックを獲得。ニアサイドでスタメン出場したDF伊藤洋輝が頭で触ってそらすと、遠藤がゴール前に身体ごと飛び込む。相手にマークされながらも気迫のヘディングシュートを放ち、見事にゴールネットを揺らした。
2-1で勝利したシュツットガルトは、1部残留圏内の15位に浮上。遠藤は前半に決定機を逃していたものの、最後に貴重な働きを示したことで、現地紙「Zeitungsverlag Waiblingen」は選手採点で最高点を与え、「最終局面でヒーローになった。いつも通りチームのモーターとして、原動力として、力強いパフォーマンスを発揮した。幸いVfBには遠藤がいる」と、この日のプレーを称えている。
またドイツ公共放送「DWスポーツ」も「おそらく一生忘れることはないだろう。最終節のゴールは今シーズン4点目だったが、非常に決定的なものだった」と価値の高さを指摘するなど、今季からキャプテンを担う日本人MFの働きぶりを称えていた。