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長友の兄貴分だった“悪童”がサンプドリアで戦力外危機 クラブは売却を画策も買い手つかず
ジャンパオロ新監督の信頼をつかめないカッサーノ スペイン遠征にも帯同せず
若き日から“悪童”と呼ばれてきた元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、構想外の危機にさらされている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
所属のサンプドリアはプレシーズンマッチツアーのためスペインへ出発したが、カッサーノはクラブの公式発表上は「胃腸炎」ということでイタリアに残った。しかし同紙は、その背後には今夏就任したマルコ・ジャンパオロ監督から構想外と見なされた状況があると報じている。
カッサーノは昨季サンプドリアに加入し、リーグ24試合に出場したが、ゴール数はわずかに2ゴールと大活躍とはいかなかった。そしてエンポリを昨季10位に躍進させ、今季から就任したジャンパオロ監督は、カッサーノをチームの中軸を担う戦力とは見ていないという。
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