アーセナル、守備陣の危機に冨安健洋の“左CB起用”を英予想 「トミヤスの判断力は重要」

アーセナルDF冨安健洋【写真:Getty Images】
アーセナルDF冨安健洋【写真:Getty Images】

ホールディングが退場で出場停止、ガブリエウが負傷で冨安がCBで先発出場か

 イングランド1部アーセナルは、現地時間5月16日に行われる敵地でのプレミアリーグ第37節でニューカッスルと対戦する。センターバック(CB)が出場停止と怪我で駒不足となり、日本代表DF冨安健洋の起用法に英メディアも注目している。

 アーセナルは5月12日に行われたプレミアリーグ第22節延期分のトッテナム戦で0-3と完敗。トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインにPKで先制点を許すと、前半33分にはイングランド人DFロブ・ホールディングが2枚目のイエローカードを受け、退場となった。10人となり、左サイドバック(SB)としてスタートした冨安もCBで奮闘したが、トッテナムに追加点を許した。

 アーセナルはホールディングが退場処分となったほか、同じくCBのブラジル人DFガブリエウ・マガリャンイスも後半31分に負傷交代。ミケル・アルテタ監督は試合後、筋肉系の怪我であることを明かしている。CBにはイングランド代表DFベン・ホワイトもいるが、病気や負傷で直近は欠場がちでトッテナム戦は出番がなかった。

 最終ラインの組み合わせが注目されるなかで、英メディア「The Athletic」はニューカッスル戦の4バックを右からポルトガル代表DFセドリック・ソアレス、ベン・ホワイト、冨安、ポルトガル人DFヌーノ・タバレスと予想している。

「理想の布陣ではないが、CBは一定の快適さをもたらす。ホワイトは守備とビルドアップの鍵を握る。冨安はどちらの足もうまく使えるので、左のCB起用も問題ない。冨安の判断力は重要で、ヌーノ・タバレスの内側でプレーするのはポイントになる。冨安はタバレスを補完するのにいいし、ホワイトとは十分なCBのペアだ」

 アーセナル移籍後は、サイドバックを主戦場としてきた冨安。駒不足の緊急事態で、チームを救う活躍を見せられるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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