「これ以上求めることはできなかった」 セルティック、優勝原動力の日本人トリオを英公共放送も称賛

セルティックでプレーするFW前田大然、FW古橋享梧、DF旗手怜央【写真:Getty Images】
セルティックでプレーするFW前田大然、FW古橋享梧、DF旗手怜央【写真:Getty Images】

古橋、前田、旗手の3人を英公共放送「BBC」も評価

 スコットランド1部セルティックは、5月11日に行われたリーグ第37節ダンディー・ユナイテッド戦に1-1で引き分け、勝ち点1を上積みして、2シーズンぶり通算52回目となるリーグ優勝を成し遂げた。日本人選手がタイトル獲得に大きく貢献したなかで、英公共放送「BBC」は「キョウゴ(古橋亨梧)、ハタテ(旗手怜央)、マエダ(前田大然)にこれ以上を求めることはできなかっただろう」と3選手を称賛している。

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 2020-21シーズン、宿敵レンジャーズに勝ち点差25の大差を付けられて、10連覇を阻まれたセルティック。開幕前は今季も苦戦が予想されていたが、アンジェ・ポステコグルー監督を招聘したクラブは、昨夏の移籍市場でヴィッセル神戸からFW古橋亨梧を補強。さらに冬の移籍市場でも、FW前田大然、MF井手口陽介、DF旗手怜央を獲得し、4人の日本人選手が所属することとなった。

 リーグ戦19試合で10得点2アシストを記録した古橋を筆頭に、選手たちはそれぞれに活躍を見せ、チームのリーグ優勝に貢献した。

「BBC」は、「セルティックの監督は、キョウゴ、ハタテ、マエダにこれ以上を求めることはできなかっただろう」と、日本人選手3人を称賛している。

「キョウゴ(古橋)は(怪我で)シーズンの半分を欠場したが、リーグ戦で10得点を挙げた。18試合欠場がなければ、何ゴール決めていただろう。ハタテは直近の試合で活躍が見られていないが、それは驚くことではない。この15か月で彼はJリーグ、スーパーカップ、天皇杯、アジア・チャンピオンズリーグ、オリンピック、国際親善試合、スコティッシュ・プレミアリーグ、スコティッシュカップ、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグを戦ってきた。何度も地球を横断しながら、67試合に出てきたのだから」

 記事では、前田についても旗手と「同様」とし、「マエダも昨年からクラブと代表で65試合に出場してきた。息をつく間がないほどだ。それでも、彼は疲れているように見えない。夏にオフがあれば、どれほどになるのだろうか」と触れている。

 移籍後に苦しんだ井手口を含め、来季も日本人選手たちに大きな期待が懸かりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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