冨安はセンターバックも務めるが0-3で完敗

　イングランド1部アーセナルは5月12日、延期となっていたプレミアリーグ第22節トッテナム戦に臨み、0-3で完敗した。アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は左サイドバック（SB）で先発するも、退場者が出たためセンターバックも務め、好プレーを連発。相手のイングランド代表FWハリー・ケインのシュートを“決死ブロック”し、称賛が送られている。

　トップ4争いの“ノースロンドン・ダービー”で先手を取ったのはトッテナム。FWケインが前半22分にPKを決めて先制した。さらにアーセナルにピンチが襲う。前半33分、DFロブ・ホールディングが2枚目の警告を受け、退場となった。10人となり、冨安もセンターバックとして奮闘。だが、トッテナムに追加点2ゴールを浴び、最終的には0-3で完敗した。

　そんな冨安の見せ場は前半27分だった。ケインがボールを持ち、ペナルティーエリア内に侵入。だが、マークについた冨安が身体を投げうってシュートをブロックして得点を阻止した。

　このシーンについてファンからは「冨安のシュートブロックに惚れた」「マジでえぐかった」「冨安がいかに信用されとるか改めてわかった」「流石」と称賛された。また、「冨安が4人分ディフェンスしてた」「冨安凄いな　快足で長身で両足使えるディフェンダーってそうそういない気がする」「冨安のユーティリティ性がよくわかる試合でした」「世界一のディフェンダーになれる」と、全体のプレーに関しても称えられていた。