怪物ハーランドのマンC入り、“ライバル”名将クロップが嘆き 「残念ながら良い補強だ」
ノルウェー代表のゴールゲッター獲得に、リバプール指揮官が言及
マンチェスター・シティがドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得で合意したことを発表した。世界が注目していたゴールゲッターのマンチェスター行きをライバルクラブのリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は「残念ながら素晴らしい補強だ」と語った。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じている。
2020年1月にドルトムントに加入し、ブンデスリーガでは66試合61得点と驚異的なペースでゴールを量産してきたハーランド。パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペと並ぶ世代最高のストライカーであり、今夏の去就が注目されていた。レアル・マドリードやバルセロナ(ともにスペイン)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)などのメガクラブも候補として噂されていたが、10日にジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティが獲得合意を発表した。
昨季のプレミア王者で、現在もリーグ首位を走るシティが前線に強烈なオプションを加えたことはライバルクラブにとっては悲報だ。リバプールを率いるクロップ監督はハーランドの加入について次のように語っている。
「(ハーランドの加入で)彼らはどれほどよくなるか?今よりもずっと良くなるだろうね。彼はビースト(獣)だ。残念ながらこれは非常に良い補強だ」
グアルディオラ監督率いるチームにとってはまさに鬼に金棒となる新戦力。タイトル争いで最大のライバルとなるシティのさらなる強化で、クロップ監督もこれまで以上に頭を悩ませることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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