闘莉王がナイジェリア戦を一刀両断!「絶対に勝てた」「完全に自滅」守備崩壊の手倉森Jを分析

「GK、最終ラインの個人的なミスは酷すぎた」と激白

 元日本代表DF田中マルクス闘莉王が5日(現地時間4日)のリオデジャネイロ五輪の1次リーグ初戦ナイジェリア代表に4-5で敗北した手倉森ジャパンについて「絶対に勝てた試合」「完全に自滅」と厳しく分析した。

「完全に自滅だね。勝てた試合だった。悔いが残る試合になってしまったね、今日は…」

 昨季限りで名古屋グランパスと契約満了となった闘莉王はマナウスで行われたU-23日本代表の守備崩壊を目の当たりにし、寂しそうに語った。ブラジル1部クラブからのオファーを受けたが、条件面で折り合わず、祖国ブラジルで自主トレを続けている闘将はリオ五輪期間限定で「Football Zone web」の特別解説を務めることになった。

「GK、最終ラインの個人的なミスは酷すぎた。驚いたけど、大舞台の緊張もあったと思う。それでも勝てる試合だった。2ー2になった後のゲームマネジメントが本当にもったいない。ビハンドから2度追いついた。落ち着いて試合を展開できる流れになったのにもったいない。もうちょっとボールをさばいて、サイドで起点を作る。逆サイドに展開して、いい局面で興梠が仕事する。その流れで良かったと思う。それなのに、縦、縦、縦と攻め急いでカウンターをくらう。個人的なミスから失点した。自分たちが一番冷静にならなければいけないのに、バタバタしているナイジェリアに合わせてしまった。それが最大の敗因。あんな焦ることはない。ベンチを見ていても完全に前がかりになっていた。自滅だね」

 

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