「1点の重み感じた」浅野、ナイジェリア戦で技ありバックヒール弾もジャガーポーズ披露できず
途中出場でバックヒール弾も5失点響いて初戦黒星
U-23日本代表FW浅野拓磨はリオデジャネイロ五輪初戦のナイジェリア戦で後半8分から途中出場し、1得点を挙げたがチームは守備陣が崩壊し、4-5で敗れた。リオ五輪での飛躍を誓っていた浅野は「1点の重みを感じた」と悔しさをにじませた。
試合は開始11分で両チーム2得点ずつを取り合う激しい乱打戦となった。資金難のトラブルからキックオフ7時間前に試合会場のマナウスに到着したというドタバタのナイジェリアが時間の経過とともに徐々に落ち着きを取り戻したのに対して、日本の守備は改善の兆しが見られず、2-3で迎えた後半にもさらに2失点を喫した。
途中出場の浅野は、興梠のポストプレーから中島、藤春とつなぎ、藤春が中央に入れたボールをバックヒールで押し込んだ。大会前にアーセナルに移籍が決まった浅野にとって五輪での初ゴールも、お馴染みの“ジャガーポーズ”はなし。虚しさの残る一撃となった。
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