日本代表DF吉田麻也、サンプドリア退団か 契約延長の打診なし、移籍濃厚と現地報道
今季限りで2年契約が満了、Jリーグ復帰の噂も浮上
日本代表DF吉田麻也が、今季限りでイタリア・セリエAのサンプドリアから退団する可能性が高まったと同クラブ専門のニュースサイト「クラブドリア46」が伝えている。
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吉田は2020年の年明けにイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンから出場機会を求めて半年間の期限付き移籍で加入し、翌年の夏に完全移籍へ移行。今季限りでその際の2年契約が満了するタイミングを迎える。
しかし、5月に入ったこの時点でも契約延長の話はなく退団が濃厚になったという。レポートでは、「残留争いに巻き込まれたクラブがセリエBへ降格する可能性が潜在的にあり、34歳を迎える吉田には契約延長を躊躇わせるのに十分な理由」とされた。
また、それだけでなく「ここ7試合のうち3試合をベンチのみで過ごし、4試合の合計も49分間の出場」として、マルコ・ジャンパオロ監督の就任から次第にポジションを失っていることがクラブ側が契約更新に熱心でない理由に挙げられた。
11月にはカタール・ワールドカップ(W杯)へ出場することが極めて濃厚な日本代表主将だけに、それまでの期間をどんなクラブで過ごすのかは代表チームにとっても大きな関心事になる。Jリーグ復帰の噂、過去には中東からのオファーが伝えられた時期もある。それでも、欧州の中で移籍先を探すことになるのか、いずれにせよ去就が注目されるのは間違いないと言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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