「命を奪い、街を破壊している」 ウクライナ代表監督、軍事侵攻ロシアへ怒り露わ「5年は出場停止となるべき」

ウクライナ代表を率いるオレクサンドル・ペトラコフ監督【写真:ロイター】
ウクライナ代表を率いるオレクサンドル・ペトラコフ監督【写真:ロイター】

ペトラコフ監督、ロシアをサッカー界から最低でも5年間追放を要求

 ウクライナ代表を率いるオレクサンドル・ペトラコフ監督が自国への軍事侵攻を続けるロシアをサッカーから最低でも5年間は追放すべきだと要求している。英紙「デイリー・メール」が報じた。

 今年2月から始まったロシアによる軍事侵攻はいまだにウクライナへと大きな被害を与え続けている。その影響は当然サッカー界にも波及しており、FIFA(国際サッカー連盟)とUEFA(欧州サッカー連盟)はそれぞれロシアの代表チームとクラブチームが大会へ参加することを禁止。今年11月に開催されるカタール・ワールドカップ欧州予選でもロシアは不戦敗となり、本大会出場の断念を余儀なくされた。

 そうしたなかでウクライナ代表を率いるペトラコフ監督はロシアへの怒りを露わにしており、現状では無期限とされているロシアへの制裁は最低でも5年間は続くべきだと要求している。

「彼ら(ロシア)は我々の女性や子どもたちの命を奪い、街を破壊している。スポーツで競争する権利はない。私の意見では、彼らは最低でも5年間は出場停止となるべきだ。1年では到底足りない。もし彼らはこの侵攻を止めなければ、ヨーロッパの他の地域にもやってくるだろう。平和国家ではない。スポーツでその代償を払うべきだ」

 なお、UEFAは今月2日、来季(2022-23シーズン)も主催大会においてロシア勢の参加禁止を発表している。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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