「決定力皆無」「決める奴がいないと意味ない」 神戸イニエスタ、巧みなドリブル&パスも“アシスト未遂”にファン非難

神戸でプレーするMFアンドレス・イニエスタ【写真:高橋 学】
神戸でプレーするMFアンドレス・イニエスタ【写真:高橋 学】

神戸は開幕からリーグ11戦未勝利と最下位に沈む

 ヴィッセル神戸は5月8日のJ1リーグ第12節でガンバ大阪に0-2と敗れて4連敗を喫し、今季開幕から4分7敗と11戦未勝利で最下位から抜け出せずにいる。前半に退場者を出したなかで、後半から元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが投入されるも、勝利はつかめず。後半15分には巧みなドリブルからラストパスを見せたが、FW武藤嘉紀が決め切れなかった。これにファンから非難が続出している。

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 前半31分、G大阪FWパトリックの抜け出しに対して、神戸DF菊池流帆が身体を投げ出すタックルで阻止。その直後、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)がチェックし、主審のオンフィールドレビューを経て、池内明彦主審はパトリックの抜け出しを阻止した菊池のファウルとジャッジした。菊池のプレーが「Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity」(DOGSO/通称ドグソ/決定的な得点機会の阻止)となり、レッドカードで一発退場処分となっている。

 数的不利となった神戸だったが後半9分にFW大迫勇也を下げてMFアンドレス・イニエスタを投入。すると後半15分、自身がドリブルで持ち上がり、中央の武藤へ絶妙なラストパスを通す。だが、抜け出した武藤が決め切れず、“アシスト未遂”に終わった。

 結局、後半36分に右コーナーキックの流れからDFクォン・ギョンウォンに決められて先制点を献上すると、後半アディショナルタイムにはMFウェリントン・シウバに被弾し、最終的に0-2と敗れた。

 ファンからは、イニエスタのパスから先制点が生まれなかったシーンについて、「ワールドクラスのパサーがいても決める奴がいないと意味ない笑」「決定力皆無すぎ」「スーパーパスをファーストタッチでダメにした」「逆にあんなフリーで抜け出してなんて転ぶん?」など非難が続出していた。

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