浦和シャルクが激白、日本では「大声を出さない」 海外メディアに語ったヨーロッパとの違いとは?
オランダ人FWアレックス・シャルク、初来日後の心境を告白
浦和レッズのオランダ人FWアレックス・シャルクが、海外メディアのインタビューで初来日後の心境を告白。日本とヨーロッパの環境を比較し、自身の経験との違いを明かしている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
29歳のシャルクは、オランダの名門PSVアイントホーフェン、スコットランドのロス・カウンティなどを渡り歩き、今年3月にスイス1部セルヴェットFCから浦和へ加入。4月10日のJ1リーグ第8節FC東京戦(0-0)でJ1デビューを飾り、タイで開催されたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではグループステージ3試合に出場し、山東泰山(中国)戦での2ゴールなど計3得点をマーク。チームの決勝トーナメント進出へ貢献した。
そんなシャルクが、スイス紙「Tribune de Geneve」のインタビューに登場。チーム合流から約1か月が経つなか電話での取材に応じ、Jリーグデビューまでの経緯、ACL参戦時の話題などに触れたうえで、フィールド上における日本とヨーロッパの環境の違いについても言及している。
「ここではすべてがハイインテンシティーという考えに基づいている。そして、上下関係を尊重すること。それから、ピッチ上やトレーニングであまり話をしない。ボールをよこせと怒鳴ったり、あるいは誰かがボールを失った時にそれを取り戻すように促すために大声を出すことに慣れているんです。でも、ここではあまり出さない」
ヨーロッパとの環境の違いを抱きつつも、来日後から約1か月は「すべて順調」と振り返ったシャルク。自らがヴィーガン(菜食主義者)であることに当初は驚かれたことも明かしつつ、「私のために特別なものを用意してくれている」と、クラブから食事面でサポートを受けているとも語っている。
日本語の習得にも励んでいるようで「フランス語のようにすぐに習得できるとは思っていません。ちょっと複雑なんです」と吐露。それでも「まずは礼儀作法と基本的なフレーズを覚えたいと思っています」と意欲を覗かせていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)