アーセナルが4連勝! 冨安健洋は先発フル出場、初の左SBで盤石のパフォーマンス披露
ホームでリーズと対戦、エンケティアの2得点で2-1勝利
イングランド1部アーセナルは現地時間5月8日、プレミアリーグ第36節でリーズ・ユナイテッドと対戦し、2-1で勝利した。今季加入後、初の左サイドバック(SB)を務めた日本代表DF冨安健洋はフル出場を果たし、チームの4連勝に貢献している。
ふくらはぎの負傷で戦列を離れていた冨安は、4月23日のプレミアリーグ第34節マンチェスター・ユナイテッド戦(3-1)で終了間際に途中出場し、およそ3か月ぶりに実戦復帰。翌節のウェストハム戦ではスタメン出場となったが、ピッチに座り込む場面を見せ後半33分に途中交代となっていた。
怪我の再発が懸念されていたが、リーズとのホーム戦でスタメン入り。昨夏の加入後、定位置としてきた右SBではなく、この日は左SBとして先発のピッチに立ったなか、試合は序盤からアーセナルペースで展開。開始5分、相手GKへのバックパスを突いたFWエディ・エンケティアが先制ゴールを奪うと、その5分後にもMFガブリエウ・マルティネッリのクロスからエンケティアが追加点をマークする。
同27分にはマルティネッリへの危険タックルで、リーズDFルーク・アイリングがレッドカードで退場。数的優位に立ったことで、アーセナルが完全に主導権を握り、余裕の試合運びを見せる。2-0のまま前半を折り返すと、後半はリーズ陣内で攻撃を展開する時間が続き、冨安も積極的に攻撃参加。守備でも危なげない対応で盤石のパフォーマンスを見せた。
後半21分にコーナーキックから1点を返されたものの、大半の時間帯でペースを握ったアーセナルは相手の反撃をかわし2-1で勝利。これでリーグ4連勝を達成し、残り3試合で来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得圏内となるトップ4入りを目指す。
(FOOTBALL ZONE編集部)