神様・ジーコ氏、逝去のオシム氏を追悼「優秀な感覚、人間性を持っていた」「素晴らしいものを見せてくれた」

かつて鹿島で活躍をしたジーコ氏【写真:Getty Images】
かつて鹿島で活躍をしたジーコ氏【写真:Getty Images】

鹿島クラブアドバイザーのジーコ氏がオンライン会見に出席、1日に逝去したオシム氏に言及

 J1鹿島アントラーズのOBで、今年からクラブアドバイザー(CA)を務める元ブラジル代表MFジーコ氏が5月8日に行われたオンライン会見に出席し、今月1日に80歳で亡くなった元日本代表監督のイビチャ・オシム氏へ「健やかに過ごしてくれることを願っている」と語った。

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 ジーコ氏は、Jリーグ草創期の鹿島に加入し、クラブやリーグの発展へ大きく寄与。指導者へ転身後は、日本代表監督も務め、2006年のドイツ・ワールドカップ出場権獲得と本大会での指揮を経験するなど、日本サッカー界に尽力した。現在は古巣鹿島のCAを務めている。

 オシム氏は03~06年にジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド千葉)、06~07年に日本代表を率い、日本に“考えて走るサッカー”を浸透させた。その後、07年11月に急性脳梗塞で倒れ、続投が困難となり、岡田武史氏に後任を託す形となった。

 ジーコ氏は8日に行われたオンライン会見でオシム氏について「オシム氏がジェフの監督時代に2、3回だけ会ったことがある。仲が良いとか深い関係ではなかったが、優秀な感覚、人間性を持っていると前評判としてあり、千葉と代表では素晴らしいものを見せてくれた」と振り返っていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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