手倉森Jに追い風! リオ五輪で予選同組のコロンビアとスウェーデンは乱打戦の末に2−2の痛み分け

B組は激闘の予感

 後半もコロンビアペースの時間が長くなったが、先に勝ち越しゴールを挙げたのはスウェーデンだった。同17分、縦に速い攻撃からミドルシュートにつなげると、GKが弾いたこぼれ球をMFアストリト・アイダレビッチがゴールに流し込んで2-1とリードを奪った。

 しかし、コロンビアも同30分にクロスボールで相手のハンドを誘発してPKを獲得すると、先制アシストのパボンがゴール左に強烈なシュートを決めて2-2の同点に。互いに局面での激しい潰し合いが目立ったゲームは、コロンビアがゴール前に入り込む攻撃を多く繰り出したものの、スウェーデン最終ラインの体を張った守備で決勝ゴールは生まれず、そのまま2-2で引き分けた。

 手倉森ジャパンの入るグループBは各大陸の予選1位通過チームが集まった厳しい組み分けになったが、決勝T進出が有力視されていたコロンビアはスウェーデンとの初戦ドローで、予選グループの厳しさを予感させる初戦となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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