古橋亨梧&前田大然「リーグを沸かせた選手のゴール」 優勝王手のセルティック「激変した」と現地激賞
古橋&前田のゴールでハーツに4-1逆転勝利、ポステコグルー監督の手腕にも注目
スコットランド1部セルティックは現地時間5月7日、スコティッシュ・プレミアシップセカンドステージ第3節でハーツと対戦し、4-1で快勝。日本代表FW前田大然が同点ゴール、日本代表FW古橋亨梧が逆転ゴールを決めたなか、現地紙「デイリー・レコルド」は「リーグを沸かせた新加入選手の攻撃的プレーとゴール」と絶賛し、「この12か月でクラブの雰囲気は激変した」と指摘している。
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ホームに3位ハーツを迎えた首位のセルティックは前半3分、ハーツFWエリス・シムズに先制点を献上。しかし前半30分、右サイドを突破したFWジョタのクロスを前田が押し込み同点にする。さらに7分後、MFマット・オリリーの左クロスをジョタが頭で折り返し、そのボールに反応した日本代表FW古橋亨梧が頭で押し込んで逆転に成功した。
後半に2ゴールを加えたセルティックが4-1と勝利。2位レンジャーズが8日のダンディー・ユナイテッド戦で引き分け以下の場合、セルティックの2シーズンぶり52回目の優勝が決まる。
そんななか「この勝利はまさに彼らの努力を集約したものだ」とセルティックの逆転勝利に注目したのが「デイリー・レコルド」紙だ。記事では、横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルー氏が、2021年6月にセルティックの監督に就任以降、チームが変わったと言及し、「驚異的な好転だった」と驚きを露わにしている。
優勝が目前に迫っており、「アンジェ・ポステコグルーは金字塔を打ち立てる寸前である」と現状に触れ、ハーツ戦の逆転勝利に貢献した前田や古橋ら新加入選手がポステコグルー監督の哲学を体現したと記した。
「ポステコグルーのサッカー理念と哲学が結実した日となった。最後にパンチを効かせた攻撃的なプレー、そして前田、古橋、オライリーというリーグを沸かせた3人の新加入選手の攻撃的プレーとゴール。この12か月でクラブの雰囲気は激変したが、それはこのオージーのおかげだ」
2シーズンぶりの優勝が近づくなか、ポステコグルー監督の手腕も称賛を浴びそうだ。